横浜FC 1 - 1 G大阪

初めて三ツ沢に行きました。三ツ沢上町駅で降りて、人の流れについていって徒歩で三ツ沢公園競技場まで行きました。人の流れといっても、けっこうまばらで「あれ、この人たちはほんとにサッカー観にいく人か?」とちょっと不安でしたが、競技場に近づくにつれ、人のかたまりになってきて横浜FCのタオルをまいた人も発見。そこでようやく落ち着きました。競技場の周辺は公園になっていて、木も多く僕は半パンだったので蚊にさされてかゆかった。

とりあえず、バックスタンド側後方、アウェイ寄りの空席に座って、途中の弁当屋で買ったから揚げとポテト(300円)と競技場で買ったビール(500円:めちゃぬるかった)を飲みながら競技場の様子を眺めました。客の入りは8割ぐらい埋まっていて1万は超えてるなーと思ったけど、発表では8000人でした。それでも、客少な感は薄く競技場の雰囲気は良かったです。

試合は終始ガンバがボール支配して、横浜がスキをついてカウンターとガンバにとってはやりにくい展開でしたが、横浜の攻撃に得点の匂いは感じられませんでした。試合序盤にGKへのバックパスでPA内の間接FKというめずらしいシーンをみることができました。「まぁ、入らんだろうと」思ってましたが、案の定入らなかったです。あのシチュエーションで決めた場面を僕は見たことがありません。そして遠藤のPK。遠藤のPKを間近に観れたのは嬉しかったです。横浜GK菅野は遠藤が蹴る寸前までGKの動きを見てくるのを読んで動きませんでしたが、遠藤はその裏をかいて、助走からすぐにキックで右下隅にゴール。コロコロPKではありませんでしたが、見事なPKでした。相手は退場者もでて10人、これで試合は決まったかなと思いましたが、PK直後の横浜CKで同点。場内はこの日一番の盛り上がりでした。そして、そのまま試合終了。最下位チームに痛いドローとなってしまいました。試合内容は面白かったのに、この結果は残念です。当然のごとく浦和は勝利しアッサリ首位陥落。ガンバの選手が調子こいてるまでとは言いませんが、ちょっと自分たちの力に自惚れてる感がします。毎試合、決勝のつもりで汗をかいて欲しいものです。この状況を打開するには西野監督の手腕にかかってると思います。

この日、最も注目した選手は横浜の韓国代表オ・ボムソク選手でした。この試合のパンフレットに彼のインタビューが載っていて、「Jリーグはフィジカルが弱く、パスのつなぎが上手い」と書いてあったのでそんな彼に感情移入しながら見ていました。良い選手だと思いました。フィジカルが強く、ボールを持ったときのスピードもありました。クロスも正確らしいですが、あまりそういう場面はなかったようです。

試合終了と笛とともに立ち上がって帰りました。競技場の外を出るとき、ブーイングが聞こえました。ガンバサポのブーイングでしょうか。僕はそこまでゲーム内容は悪いとは思わなかったですが、やはり気持ちの面が少し心配です。勝負はこれからだろ。