山東魯能 0 - 1 G大阪

GW最後のイベントACLグループリーグ第5節。中国王者・山東魯能とのアウェイでの1戦。ガンバは前半で遠藤の退場というアクシデントもあったが、レアンドロの素晴らしいゴールで先制。その後も本性をむきだしてきたカンフーサッカーにも冷静に対応し、レアンドロがあげた1点を守り抜き勝利!これで1位抜け確定!そしてJチーム初の中国アウェイ勝利!これは何より嬉しい。ガンバ強いよガンバ。この試合もネット中継でPC観戦。以下、雑感。
 
アウェイ中国
Jのチームがどうしても勝てない鬼門アウェイ中国。審判のジャッジやら芝の状態やらカンフーサッカーやら観衆の声援やらいろいろあるんだろうけど、僕が映像で見る限りでは重そうな芝とやはり観衆の声援が一番嫌だなと思った。そんなピンチでもないのにあのアホみたいな大歓声のせいで、ものすごいピンチに感じてしまい、めっちゃ冷や冷やした。ガンバの選手は冷静に対応してたけど、それでも普段はつなぐような場面でもセーフティに蹴りだしてたりして、やっぱりアウェイなんだなと感じた。あとラフプレーについては、前日の川崎対天津のプロレスサッカーをみてたので、それに比べると今日の山東魯能は少し紳士的にも思えた。というのはちょっと大げさかもしれないけど、でもこのグループ予選で山東と2回戦って思ったことは、サッカー自体はこれまでの球際、パワー、高さ、スピードで圧倒してくる中国サッカーとは違って、中盤でパスをつないで丁寧にビルドアップしていく綺麗なサッカーを志向していたこと。むこうの監督さんが欧州人(?)というのも関係あるのかな。まぁ、なんにしても中国サッカーにとってはよい傾向なんじゃないかな。あと、ガンバがリードしてからのボールボーイの球出しの速さはワロタww
 
GK松代
この試合はじまってまず驚いたのがGKのチェンジ。今年はこれまでもACLでは松代を起用することが多かったのだが、この大事な一戦でもにしのんは変えてきた。GKなので体力面を考慮した交代ではないはず。そして、この日の松代はよかった。どこがよかったって山東のシュートがことごとく松代の正面にきたこと。これに尽きる。たまたまではないよ。たぶん。シュートがくる前の体勢とかポジショニングとかDFへの指示とかオーラとかそういうのが全部関係してるのだ。たぶん。ハイボールの処理も相変わらず危なっかしい体勢で飛び込んでいたけど、後半の山東の猛攻を耐え忍ぶことができたのは君のおかげ。ナイスキーパー。
 
遠藤の退場
ジーコJAPAN時代の中国アジアカップで退場した場面を思い出した。中国にくるとなぜか運がない遠藤。あの時は不可解なジャッジだったけど、今日のは、とる審判はとるかなぁといった微妙なもの。海外アウェイではこういう事が起こり得るのだなと思った。しかし大事なことは、この想定外の出来事にも、残りの10人(交代で入ってきた選手も含めて)が誰一人下を向かず、チームの為に走って、身体を投げ出して守備をして、そして勝利を得たこと。「遠藤がいなかったら負けた」とか言われんのが一番悔しいからね(過去にはよくあったけど)
 
レアンドロの先制!
素晴らしいシュートだった。3人に囲まれながらもタイミングを外して、そこしかないという狭いシュートコースにズドン。うまい。レアンドロがいたらJリーグACLの2冠も夢ではないような気がする。でもこれねー。実は見逃した。我が家のWeb環境では20分に1回ぐらいの割合でネットにつながらなくなるという現象がおこるのだが、ネットの回線の調子が悪いのか、無線のルータ機器が原因なのかわからんのだけど。「あー!見れなくなった」と思ってルータの再起動して、映像みるとスコアが1-0になってたのさ。得点の瞬間をみてたら、きっと狂喜乱舞してただろうけど、てか狂喜乱舞したかったのだけど、うん、時既に遅しでした。あと、レアンドロはかなり消耗してるなぁという感じがした。日本に帰ったらしっかり休んでください。
 
楽しみなFCソウル
1位確定で次のFCソウル戦は消化試合となるわけだが、一部報道で噂されてるガンバの至宝・宇佐美貴史が出るかどうか。もう個人的にはこれ1点のみ注目してる。もう今からwktkしまくり。だってまだyoutubeでしか宇佐美見たことないんだもん。