浦和 2 - 3 G大阪

埼玉スタジアム行こうか迷ったけど、NHK地上波あるし、休日は家でゆっくり過ごしたいという、妻子を持つ一人の男としての価値観が勝って、今後、いろんな意味でガンバの歴史に刻まれるであろうこの1戦を家で悶絶しながら観ていました。そこで改めて思うのが(ていうかテレビ観戦したらいつも思う)生観戦に勝るものはないなということです。改めて言うほどでもないですけど。

さて試合の感想です。

・格下の戦い
ガンバが格下のJリーグのチームと対戦するときとまったく逆の展開。浦和がボールを圧倒的にポゼッションしてチャンスメイク、ガンバは引いて、DF裏にロングパス→カウンター狙いでした。解説:人間力の山本さんはこのガンバの戦略を大変褒めてらっしゃいました。まぁ、今の浦和とガンバの力関係から考えるとそうならざる得ないのは納得。今日は安田、遠藤はサブだったしね。ていうか、この先発メンバはちょと驚いた。今年の西のんは何かが違う。てか今日は西のんGJすぎる。この試合、今年のガンバの結果を追求する姿勢を象徴していましたね。

・耐えた前半、浦和の猛攻
よう耐えた。前半はCKの嵐。ドキドキでした。最後のところで松代が防いでくれた。今日のMOMは松代で決まり。

・中澤ヘッド
ドフリー、ドンピシャ!地面に叩きつける基本に忠実なヘディング。静まりかえる埼玉スタジアム。最高です。

・下平君
あまり、ボール触ってなかったけど、左足の精度は高いね。安田とはタイプは違うけど、楽しみな選手です。

・2点目
もうやめてくれっていうぐらい攻められてたけど、前半終了間際の追加点。山崎は落ち着いてよく決めてくれたと思います。リーグ戦では初得点かな。まぁ、バレーと阿部のタッチラインの判定はあきらかな誤審ではありましたが、結局この2点目でガンバはかなり有利に後半にのぞむことができました。

・後半の入り方。梅崎のFK
ガンバの後半の入り方に違和感がありました。なんか、守りに入ってない?中盤が間延びしてるし、プレスも弱くなってる。案の定、押し気味の浦和にやられました。梅崎の仕掛けにたまらずファール→FK直接決まる。梅崎のFK自体は強烈ですばらしいシュートでしたが、もうちょっと対応できるんじゃないのと思いました。壁の位置は(たぶんわざとファーサイドは空けて)ファーにけってくださいよと誘ってたのだと思うけど、そのファーに蹴られて、松代も逆をつかれてそのままゴール。このゴールから、うわぁ、やばいなぁという感じでした。

・遠藤、安田IN
山崎、下平OUT。この交代はよかったです。現役代表を2人同時INですから。今までの西のんなら、この2人は先発で使ってましたけど、今日はサブに残しておきました。どうしたんだろう?こういう起用法は監督の価値観で、おいしいものは先に食べるか、それとも最後まで残しておくかの違い。たしかベンゲルは切り札となる選手をサブに残す人だったと記憶してる。ちなみ私は好きなものは真っ先に食べる人です。この采配がズバリ的中で遠藤が右足で綺麗に巻いたシュートで3点目。後の水本の交代も当たったし、サカマガ、サカダイのこの試合の西野評価が楽しみだ。

・耐えたロスタイム、浦和の猛攻
いや長かったわ。こんなに心臓に悪い試合もひさしぶりだ。でもガンバも引いて守ったら、けっこう堅いね。


・試合後のわっかと乱闘
試合後のいつものわっかで喜ぶシーンをみて実況の人が「リーグ戦もなかばというのにガンバはこんなに喜んでいます」だって。チッチッチッ勉強不足だね。あと試合後はなんであんなに都築怒ってたん?この後、ネットを徘徊してちょい調べます。

この試合にもし観にいってたら、貴重な体験ができたと思うとやはり悔やまれる。2時間待機でバス移動って、なんというアウェー感だよ。でも水風船投げるのはやめようね。