ひさしぶりに腹が立ってます

いやね。そこまで怒ってないっす。いきなりタイトル全否定して申し訳ないんですが、もともと温厚な人間なんで。うん。どれぐらいぼくが温厚かというと、かの戦国時代の直江兼続は兜に「愛」の字を掲げたらしいですが、ぼくが戦国時代の武将だったら「温厚」の2文字を掲げますからね。今から戦争しにいくのに「温厚」て何なのよーおまえー。しかも兜の前に2文字って斬新すぎるでしょー。普通1文字でしょー。常識的に考えてー。みたいな感じ。
というわけで、ちょっと聞いてくださいよ。駅をおりて会社に行くまでの道の途中にね。100円の自動販売機があるんです。ぼくはそこで毎朝、缶コーヒーを1本買うのが日課なんです。缶コーヒーなんてそんな美味しいものでもないのだけど「100円をだしてわざわざ飲む」というところにぼくは精神的な"贅沢"を感じるわけです。100円で贅沢を感じてる自分もどうなんだろうと思うけど、物質的な"贅沢"よりもぼくは大事にしてることなんです。
んで、問題はその自動販売機なんですけど、最近になって「当たりがでたらもう1本」の機能が追加されたんです。今時ちょっとめずらしいですよね。ぼくもここまでは全然無問題なんです。てか当たり機能自体は全くオッケーで、むしろ嬉しいぐらい。当たりがでたら嬉しいすもんね。やったー!ラッキー!クッキー!はぐきー!てなもんですよ。問題はね。その当たりがでる条件なんですけど、どうも7の数字が4つ並ぶと当たりみたいなんです。ピピピピピピピ・・・・・7777!!みたいなやつですよ。
 
 
 
ん?
 
 
 
ちょっと待てと。
 
 
 
7が4つってお前、ちょっと待てと。
 
 
 
お前それ、単純計算して0から9までの4つ数字から「7777」がはじきだされる確率って1/10000ちゃうんかと。
ちょお前w。1万回ジュース買って、1回の当たりて。
365日、毎日ジュース買って、27年に1回の当たりて。お前......
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
あほかと
どれだけジュース1本の当たりに希少価値高めとんのやと。
人間様なめんのもええかげんにしろや。ほんま。なんやねんと。
もうね。ほんとにね。ぼくは思いましたね。つくづく思いましたね。こういうことかと。
 
 
 
 
 
 
 
 

手塚治虫先生が伝えたかったことってこういうことだったのかと。
科学技術の発達は必ず人間を滅ぼすだろう。
あぁ、そういうことだったんだと。
 
 
 
 
 
 
 
 
また腹立つのが、当たりがでるまでのピピピの間の数秒間待たんとあかんことが、めちゃ腹立つんですよ。ぼくもどうせ当たらんのはわかってますよ。わかってても、やっぱ待ってしまうものじゃないすか。もしかしたらってのがあるじゃないすか。そこはぼくも人間ですから、待つんですけど。どんな態度で待てばいいのですか。ええ大人のぼくは100円の自動販売機の当たりをどういう態度で待てばいいのですか。そんなこと学校で教えてもらえなかったすよ。そこでクールな態度を装うのもちょっとちがうなぁと思うし、なにより、待ってる間に会社の人が通ったらどうするんですか。例えばこんな風に
「なにしてるの?」
「いやww、ちょっとコレ。当たりがでるの待ってるんです。へへww」
「お。じゃあ、当たったらわたしに頂戴よ」
「いいっすよ。よし、当たれ!こい!  あぁぁハズレかぁ〜。残念でした〜。へへww」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ちょっと、なごむやないか。
いや、でも無いよなぁ〜。1万回に1回の当たりはありえんわ。ほんまー。
んでね、会社の人にこの事を話してみたんですよ「どう思います?ありえなくないっすか?」って、そしたら会社の人が「でも、ああいうのって内部のプログラムで当たりのでる確率を制御できるようになってるんでしょ。設定で。だから1/10000ってのはいくらなんでもないと思うなぁ」
ぼく「あぁ。そうですよね。さすがに1/10000ってのはないっすよねぇ」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
知らんがな!!
おわり